カイロと超音波深部マッサージの併用による早期改善
1回でも早く症状を改善していただくため、カイロプラクティックの治療効果を高める上で、世界的にもっとも評価の高い物理療法器である、超音波深部マッサージ器を導入しております。
肩のコリ(トリガーポイント)に超音波を照射している様子
NTT西日本東海病院整形外科の青木先生のチームは、1979年以来、絞扼性神経障害(筋肉や骨、関節などで、神経が締め付けられて起こる症状、例えば、坐骨神経痛、首・腕・手の痛み・しびれ、頸肩腕症候群など)や腰部脊柱管狭窄症による間欠破行(*)、脊椎分離症、すべり症など、「各種の神経障害に対して超音波深部マッサージが、非常に有用である」ことを検証されています。
(下記は、先生の論文の一部からの抜粋)
- 腰椎椎間板ヘルニアの術後不良
(手術後に、痛みやしびれなどの症状が残っている患者に
毎日10分間、4~23回照射) - 90%の有効率
(消失30.0%、ほとんど消失10.0%、軽減50.0%、わずかに軽減5.0%、変化なし1名(5.0%)、悪化したものはみられなかった)
腰に超音波を照射している様子 - 腰椎脊柱管狭窄症
(腰椎分離すべり症、変成すべり症で、間欠性跛行の症状を持つ患者に
2~3日間隔で10回~50回照射) - 52%の有効率
(24%で症状消失、28%で症状軽減)
筋肉の落ちていない患者では、特に効果が高かった)
ひざに超音波を照射している様子
(*)間欠跛行(かんけつはこう)とは、しばらく歩いているうちに足がしびれ・痛くなって来るが、前屈みになって少し休むと、また何とか歩けるようになる、といった状態が繰り返される症状のことです。