腕・手・指の痛み・しびれ、肩の痛みでお悩みの方へ

腕・手・指は複雑な動きができる反面、構造的には弱く、不安定です。そのため、姿勢の癖、無理な動作から、調子を崩しやすいわけです。
また、生活や仕事での使い過ぎから、障害を起こします。
骨盤や体のゆがみから来る無理や緊張が、肩・腕・手に負担をかけていることが、長引く不調の本当の原因である場合も多いです。
しばカイロプラクティックでは、問題を起こしている原因を調べ、必要であれば全身の筋肉や関節の状態を調整しながら、個別に筋肉や関節、神経機能の回復を図ります。また、良い状態を早く定着させるために、姿勢の調整や体操の練習をしていただきます。

頚椎の問題で手術を勧められている方、手術の前にカイロの自然療法をおためしください

首の骨の変形やヘルニアがあっても、いたって健康という方が大勢いらっしゃいます。実は、症状が有る無いにかかわらず、加齢によって、ほとんどの方に骨の変形が見られます。画像診断では首の右側に異常があるのに、左腕に症状が出るなど、画像と症状が一致しない場合が多くあります。そして、MRIで見つかった変形やヘルニア手術をしても、いっこうに症状が改善されないケースがあります。
つまり、首の骨や椎間板の変形は、痛みやしびれと直接の関係がない事が多いのです。
カイロプラクティックで、症状が改善されるケースが多いと言うことは、画像に写った変形やヘルニアが、本来の原因ではない場合が、多いと言うことです。
手術を決心される前に、カイロの自然療法をおためしください。それでも治らない場合に真剣に手術を考えてみてはどうでしょうか?ボキッと鳴らす危険な施術はしません。間を詰めて来院いただき、20回程度の施術が必要になることをご承知おきください。
加茂整形外科医院 加茂医師の文章を引用(ホームページより)
ヘルニアや脊柱管が神経を圧迫して痛みやしびれ(異常知覚)が生じているという診断は間違っていると確信しています。その理論構成はとても反対の証拠に耐えられるものではありません。ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、分離症、椎間板症など構造的異常は健常者でもよくみられます。これらが痛みの原因だというのはもう過去の失敗した医学です。」

しびれ・痛みの原因と、代表的な症状

慢性の肩・腕・手・指のしびれ・痛みには、いくつかの原因が考えられます。
多くの場合、いくつかの原因が重なっていますので、効果的な治療のためには、切り分けが必要です。

①脳の疾患によるもの
脳の疾患のよってしびれが発生する場合、しびれの発生場所には一定のパターンが現れます。検査によって、必要と判断した場合には、医院の受診を勧めます。
②神経性のもの
例)頚椎ヘルニアなどによる神経根症状胸郭出口症候群、ひじ・手首などでの神経のつまり
背骨からの神経の出口や、肩や腕、ひじなど、神経の通り道が細くなっているところがあります。そのような場所で末梢神経が圧迫されると、信号がうまく伝わらなくなり、痛みやしびれ、筋力低下をおこします。
神経にばい菌が感染したり、ビタミン不足で、神経の働きが悪くなっている場合もあります。薬の副作用などによって、神経の働きが阻害されていることもあります。
③筋肉や関節の血行が悪く痛みが出ているもの、筋肉がけいれんしたり、こちこちになり痛むもの
例)四十肩五十肩頑固な肩こり腕のしびれトリガーポイント
体のゆがみから来る緊張、無理な姿勢、特定の動作の反復などで、筋肉が強く緊張し続けたり、関節のゆがみ・ズレによって、無理な動きが続いていると、筋肉が疲労し、関節の血行が悪くなり、痛み物質がたまって、痛みを起こします。
例えば、四十肩・五十肩は、肩周辺の筋肉のバランスが崩れてしまったために、特定の筋肉に負荷が集中し、耐えきれなくなって、けいれんや痛みをおこしていることが、原因の一つです。
また、筋肉に「トリガーポイント」という、こりの親玉ができてしまうと、腕や手、肩など、広い範囲に痛みやしびれが放散することがあります。痛みが狭い範囲に強く表れることもあります。
トリガーポイントの例1
X印がトリガーポイントのできやすい場所、赤い部分が痛みやしびれが出やすいところです。
トリガーポイントと肩・腕のしびれ
斜角筋(首・肩・肋骨・鎖骨をつなぐ筋肉)にトリガーポイントができ、暴れ始めると、肩甲骨からの間から肩、腕・ひじ、さらに、手の指まで、痛みやしびれが広がることがあります。痛みやしびれの範囲は、症状によって変化します。また、日によって変化することもあります。
トリガーポイントの例2
トリガーポイントと首痛・頭痛
僧帽筋(背中上部の大きな筋肉)にトリガーポイントができ、活動化すると、首筋から頭の横、こめかみ、目の奥が痛くなってきます。強い痛みを感じる部分は、人によって異なります。あごが痛くなる人もいます。日によって変化することもあります。
④体のなめらかな動きが失われていて痛むもの
例)腱鞘炎ド・ケルバン病
腱鞘炎などのように、体の一部になめらかに動かない部分ができると、そこを中心に緊張や痛みが始まり、筋肉や関節に痛みやしびれが広がります。また、運動障害を起こす事もあります。
その他
糖尿病、リウマチなどの疾患でもしびれが発生しますので、注意が必要です。

四十肩・五十肩腱鞘炎トリガーポイントなどは、症状の改善と、全身調整を並行して進めることで、比較的短期間に、効果的に痛みを軽くし、解消し、運動制限を小さくしていくことが期待できます。

神経症による腕・手・指の痛み・しびれは、比較的回数が多く必要になる傾向があります。10~20回程度かかることもありますが、変形性頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎後縦靱帯骨化症(OPLL)と診断されていても、カイロプラクティックの自然療法で症状が軽快する場合があります。

ボキボキしない安全な自然療法をおためしください。

症状の例

障害の部位、種類によって、多くの症状がありますが、代表的なものをあげます。

頚椎神経根障害
頚椎後縦靱帯骨化症(OPLL)
変形性頚椎症
頚椎椎間板ヘルニア
脊髄、あるいは、神経の脊髄からの出口に問題がある場合です。
尿の調子が良くない(出きらない、なかなか出ない、何度も行きたくなる)、階段で足がもつれる、下り坂でうまく歩けない、などの症状がある場合、OPLLが疑われます。
体のゆがみを取り、姿勢矯正をすることで、背骨と首の骨の負担を軽くします。超音波深部マッサージによって、神経の滑りをよくし、循環を改善します。ビタミン剤などの服用が効果的な場合もあります。
胸郭出口症候群
首から肩、腕にかけて、神経はたくさんの筋肉や関節を横切っています。その際に、筋肉や骨によって、神経が圧迫されると、しびれや痛み、筋力低下などをおこします。なで肩の女性に多いですが、中年の男性にも割に多く発症します。
首・肩まわりの筋力の調整を行い、自宅での簡単な体操を指導します。体のゆがみを取り、姿勢を矯正することも重要です。
腱鞘炎ド・ケルバン病
特定の筋肉の緊張が続き、あるいは動作の反復によって、筋肉のスジが動く部分が炎症を起こし、滑りが悪くなって痛みや運動障害を起こします。トリガーポイントなど、筋肉のコリを伴うことが多いです。
特定の筋肉に負荷が集中しないように、体のゆがみを取り、姿勢を改善するだけでなく、仕事をするときの姿勢や動作をチェックし、改善をお勧めします。
肘部管症候群
肘の外側をたたくと薬指・小指にしびれが走ります。腕を曲げた状態で長時間作業をする方に起きやすい傾向があります。
手根間症候群
手首をたたくと人差し指・中指に響きます。両手の甲を合わせて押しつけていると、しびれて来ます。夜間に、しびれが強くなる傾向があります。
尺骨管症候群
薬指・小指がしびれ、握力が低下します。仕事などで、長時間手を握りしめている状態を長期間反復すると起きることが多いです。

当治療院の施術方法

しびれの部位を精査
しびれを感じる部位を詳しくお聞きします。どのようなときにしびれがひどくなるのか、これまでのしびれや痛みの変化などについても詳しくお聞きします。
各種のテスト
しびれを誘発させる姿勢や、刺激によって、しびれの原因を調べていきます。また触診を行います。
カイロプラクティックの検査
背骨や骨盤、首や肩の筋肉のバランスを検査し、神経や血管に無理がかかっていないか調べます。
カイロプラクティックによる筋肉バランスの調整、肩・腕などの関節の調整
腕・手・指のしびれでは、主に肩・首にかけての筋肉のバランスを調整します。自動運動、他動運動を組み合わせ、筋肉の緊張と、関節の動きを整えていきます。
急激な圧力や力は使わず、筋肉の反射と持続圧のみで調整します。
カイロプラクティックによる骨盤・背骨、および頚椎(首の骨)の調整
仙骨後頭骨調整法によって、ソフトに安全に矯正します。
首や肩は大変デリケートですので、ボキボキしない安全な方法だけを使います。
SOT調整法
超音波深部マッサージ
筋肉や関節、トリガーポイントに照射します。組織や神経を痛めることなく、安全に循環と代謝を良くし、組織を暖めます。症状や痛みがやわらぎ、回復を早める効果が期待できます。
超音波施術肩のトリガーポイント
四十肩・五十肩、腱鞘炎などの場合、超音波でほぐしながら、ストレッチや関節の運動を行い、可動域を広げていきます。
痛みが出にくく、早く動くようになります。
腱鞘炎手首の腱鞘炎
キネシオテープ
血行をよくし、リンパ液の流れを助けるテープを貼り、症状を和らげ、回復を助けます。
体操や日常の心得
自宅でできる簡単な体操、日常生活でのちょっとした心がけなどをアドバイスします。

症状の改善例

両腕のむくみ、強い肩こり、首痛、背中の痛み、腰痛、足のしびれ
武蔵野市の40歳代の女性。首から肩、背中・腰・足まで、すべてつらい状態で、いつものマッサージでも改善せず来院された。
股関節、肩関節の動きが大変硬くなっていったため、筋肉の調整をしながら、関節の動きを回復していった。背骨の調整の後、自宅でできる簡単な体操を指導した。
2回目の調整で、当初自覚されていた症状は、手の軽いむくみを除いて無くなった。
四十肩・五十肩
武蔵野市の50歳代の女性。数日前から、右腕が上げられなくなり、後ろにも回せない状態で来院された。
手による調整と、超音波マッサージで、肩の関節、筋肉のもともとのバランスを回復した。炎症が起きているため、無理をしない簡単な体操を指導した。
2回目は、肩関節周囲の筋肉の調節を行ったところ、ほぼ正常な範囲に渡って、腕を動かせるようになっため、自宅でのリハビリ体操を指導して、完了となった。
四十肩・五十肩は、多くの場合、2~3回程度で十分な回復をされますので、あとは無理をしない程度のリハビリ体操を、自宅でしていただくことが多いです。
左腕、左手のしびれ、首痛
三鷹市の40歳代の男性。頚椎ヘルニアの所見があり、通院していたが改善しなかった。手に力が入りにくく、肩から腕にかけてしびれが取れず、つらい状態で来院された。
肩から上の姿勢が悪く、神経痛の症状につながっているため、姿勢の改善を図った。当初は、筋肉のバランスが崩れており、肩から上を正しい姿勢で支えることはできない状態だった。
骨盤と背骨を正しい位置に調整し、背中から首にかけての緊張をゆるめた後、固く短くなっていた首の前・横の筋肉を、ゆるめていった。手技によって大きく緊張を取った後、超音波でピンポイントの調整を行った。
楽に、首を動かすことができるようになったので、姿勢の指導を行い、首をならさない、などの生活上の注意をした。
2回目~6回目は週1回で来院いただき、良い姿勢の定着を図った。
改善のコースに乗ったことを確認し、7回目以降は月2回(2週間に1回)に変更した。
右腕のしびれ、肩こり
武蔵野市の40歳代の女性。パソコンで仕事をしていると、肩がこり、右腕がしびれてくる。また、常に肩が重だるくてつらい、といった状態で来院された。
右肩の筋肉が弱くなっており、肩・腕の重みを正しい位置に支えられなくなっていた。
弱くなった筋肉のバランスを回復すると、右腕の神経伝達に刺激があり、しびれるような感覚があった。
仙骨後頭骨調整法で、骨盤と後頭骨の位置を調整すると、肩・首の緊張が弱まり楽になった。
右肩にあるトリガーポイントに、超音波を照射し、症状を和らげた。
自宅でできる体操を指導し、週1回のペースで来院いただいた。
仕事の後に一時的に肩はこるものの、体操や入浴によって、すぐにこりが取れる状態にまで回復した。
首が回せない、猫背(円背)
国分寺市の60代男性。首が回しにくく、また、肩こりもつらい状態で来院された。
首の左右への回旋が極度に制限されており、首をそらすこともほとんどできない状態であった。肩の上部から背中にかけての筋肉が固くなり、小胸筋が短く固くなっていた。
首・肩・胸の筋肉バランスを回復すると、直ちに首の回旋ができるようになった。仙骨後頭骨調整法で、腰椎の調整を行うと、首・肩の筋肉がゆるみ始め、大変楽になった。同時に、猫背が解消し、背筋が伸び、身長が高くなった。
肩甲骨のまわりにあったトリガーポイントに超音波を照射し、肩の重だるさを取った。
自宅でできる体操を指示し、状態を確認するため、1週間後に再来院いただいた。

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